選べる内が華

自転車乗り(やまちゃん)による施主ブログ

片ハットジョイナーが高すぎる

わかりにくいタイトルやと思いますが

結論から言うと施工不良が発覚したんです。

サイディング施工、シーリング打ちの時に

泉北さんやらかしちゃったんですよ(笑)

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窓サッシの横についてる部材が

片ハットジョイナー

この部材の値段が高いって意味じゃないです

高い低いの意味です。高すぎたんです(泣)

 

外壁工事中に泉北ホームが間違った規格品で

ハットジョイナーを施工してしまったんです。

ハットジョイナーの役割はシーリングを

打つ前の下地材になり、シーリングの三面接着

を防ぎます。コーキングは三面接着に

なってしまっては駄目で、ハットジョイナーを

仕込む事で二面接着にする事ができます。

二面接着とは、サイディング木口同士や

サイディング木口とサッシ横断面だけを

二面のみ接着させる事です。なぜ二面接着に

しとかないとあかんかとかと言うと

シーリングの追従性を確保させるためです。

これが三面接着だと三面から引っ張りあって

経年変化と地震時の揺れでシーリングが

動いて切れちゃうみたいです。

ハットジョイナーとは二面接着を確保する為の

部材です。説明下手やと思います。

申し訳ないっす^_^:

シーリングの二面接着とかでググって下さい。

 

ハットジョイナーを施工してくれる事自体は

良心的な工務店で良い事です。

 

同じような部材でバックアップ材と言って

スポンジみたいな材質でハットジョイナーより

安いです。だからハットジョイナーを仕込む事

自体は良い事なんですが、付ける規格を

間違われてしまったので、危うく施工不良の

まま気付かず引き渡される前に、なんとか

気づく事ができ、担当してくれた営業さんや

泉北さんの会社としての対応も良く

予定より3カ月くらい遅れましたが、無事に

引き渡しが済み、今は楽しく暮らしてます。

 

話しは続けます。

 

我が家のサイディングはニチハのフュージェで

シーリング施工は、出隅、入隅、開口部周りに

シーリング施工します。

風光と光セラならサイディング同士の継ぎ目も

シーリング施工されます。

 

我が家が、フュージェを選択した理由は

将来のメンテナンス代を節約したかったから

です。フュージェは四辺に雄と雌の実があり

それを噛み合わせる事により、シーリングを

光セラや風光より大幅に減らす事ができるため

に選択したんです。

サイディング自体の厚みは16mmで薄い方で

長さも、きゅうとう(910)×2=1820mmしかなく

職人が施工しやすいものを選んだつもりでした

ニチハのサイディングはオートクレーブ養生

されていて、経年変化に強く、寸法も安定して

おり、反りや暴れが少ないよって、友だちの

サイディング職人が教えてくれたんです。

 

風光なら21mm厚、長さ3030mmで455ピッチの

下地材に打つから、300mmカットして

2730mmの長さになるので、重いし絶対に

二人作業になって大変やろなと考えすぎたのが

仇になってしまったんです。

二人作業がいいんでーす。

重い奴選んでいいんでーす。

 

チャリ乗りの、私は体幹鍛えたりするのが

趣味で重い荷物を手で下げれば、人間の身体も

外荷重がかかりバランス悪くなるでしょ?

フュージェの方が軽くて、2×4木材

ノボパン の負担を軽減させて長持ちするかな

と考えたりもしました。

 

フュージェを標準施工でしてくれる事は

凄く良い事で良い工務店です。

 

ただ

泉北ホームの外壁屋なら二人作業になる

風光を選択した方が無難です。

 

一人作業なら何をしでかすかわかりません。

いくら良い材料を仕入れて、レベルの高い

施工方法をとっても、それを施工する職人や

監督する人間のやる気が低く

想定外の不測事態(やまちゃんが先に言い訳

してあげると台風21号かな?)

色んな事が悪く重なれば大変な目にあいます。

私やまちゃんが担当した監督を通じて

だいぶ鍛えたつもりですが

もっと回避できる方法を

実体験に基づいて書いて行きます。

 

 

先に書いちゃいます。

サイディングはやめて

住友のALC、スーパーボードで外壁を

施工するのがこれからの家づくりに良いのでは

ないかとほぼ確信めいた物があります。

 

軽く書くと

今まで住宅屋さんは耐震性能、高気密高断熱に

重きを置いて来たと思いますが

これからはプラス台風に強い家を業界全体で

作らないと、全ての工程で人手不足の

住宅業界では、世界全体が亜熱帯化され

21号みたいなのが今後も増える事が予測

され、来た時に既存OB宅の外壁、屋根修理に

少人数で追われ対応出来ず、新築の施主の

断熱材施工後に薄皮一枚(ルーフィングと

防水シート)で1カ月以上放置となるからです。

 

 

 

 

 

 

 

戻します。

 

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この写真は出隅部分で両ハットジョイナー

サイディング断面にシーリングが打たれます

この両ハットジョイナーは正しい規格品で

正しい施工、取り付けをされてます。

シーリングの、飲み込み厚みが約6ミリ程

あると思います。

 

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これはプラチナシールのチューブです。

4番見てね、目地深さが最低6mm確保って

メーカーニチハは現場で使うチューブにも

記入しているし、公にネットでPDFファイルで

施工マニュアルを公開てます。

研修会も行なってるようです。

ようは、工務店の監督やサイディング職人の

張り手さんや、シーリング打ちの打ち手さん

なら誰でも絶対知っている事なんです。

 

 

だが

 

 

これが我が家の問題の写真。


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写真だけやと分かりにくいと思います^ ^:

片ハットジョイナーとサイディングが

面一になってると思いませんか?

シーリング飲み込み厚の深さが

約2mm程しか確保できていないのです(泣)

 

6mm確保が2mmだと半分以下の薄さです。

シーリングはゴムみたいなもんで

細いゴムは直射日光が当たり

風雨に晒され、寒暖差があるとこなら

すぐ硬くなって簡単に切れちゃうでしょ?

太いゴムの方が持ちが良いですよね^_^

シーリングは防水の為の役割があり、それが

切れる事によって雨漏りの心配がでてきます。

 

メーカーが15年30年シーリングは持ちますと

歌っても、マニュアル通り施工されなければ

10年?5?年3年もつか?予測できません。

シーリングが切れると引き渡し後なら

施主が足場代とメンテナンス代が負担しないと

いけなくなるのです(怒)

メーカーは一般エンドユーザー(個人施主)には

保証を行なっていません。

 

昔ならシーリングの厚みは10mm確保

しないと行けなかったみたいですが

今は変成シリコーンの性能アップのおかげで

ニチハのプラチナシールなら6mmあれば

オッケーみたいですが、2mmは有り得ない

話しなんです。

 

 

出隅の両ハットジョイナーの方なら

サイディング木口もしっかりあるので

シーリングを打つ前にプライマーと言う

接着剤の塗りしろもあるんですが

 

面一だと塗りしろもないので

シーリングの打ち手さんは

プライマーを塗る事が出来ず

持って帰ったか?

泉北以外の現場で使ってるか?

打ち手が

監督らに厚みが確保できませんと

なんの報告もしてないのであれば

コソ泥みたいな奴やでと

心を鬼して、信頼している担当営業さんに

向かって言わないといけなくなったのは

本当に辛かったです。

 

今回のシーリング施工不良に関して

泉北さんの対応や問題を解決する努力は

私の職人友達や

一人親方工務店をしてる親方さんや

この件で弁護士事務所も訪ねて経緯を説明

した弁護士さんも

住宅業界をよく知る人達曰く、稀に見る

優良工務店さんやったらしく、ほんまに

助かって、結果、泉北さんで良かったですわ。

 

僕にとってこれは長文で

長文は疲れるんで今日はここまで

 

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